モラハラを考える(男女編)
こんばんは!飯尾真理香です。
モラハラ=モラルハラスメントといいますが、パワハラ=パワーハラスメントにも共通点があります。
男女間で、権力や上下関係をつくられてしまい、相手に言葉(精神的)や身体的な暴力、圧力、罪悪感、批判、脅し、嫌がらせ、いじめ、を受けることです。
「自分がモラハラを受けている事実に気がついていない」相手側も「モラハラなどしていない」と自覚がないというケースが多いものです。
カウンセリングなどで相談してみたら「モラハラだった!」と、気がつく人が多いため、
よくご相談を受ける「モラハラ」についてお話しをしたいと思います。
はじめは、優しく親切であっても、交際していくうちに、結婚したら、知らない間につくりあげられた力関係の中にいて、抜け出せなくなっていた!なんてことありませんか?
モラハラになりやすい男女の要素とは?
- はじめは非常に優しかったり、親切。
- 経済や権力や身体的な力、いわゆる力関係を利用しようと威圧的になる。
- 力関係次第で、態度が変わる。
- 男性優位主義(逆もあり)。
- 自己中心的で自己主張が強い。
- 「オマエが悪い」など、理屈をつくり、相手のせいにしたり、責任にする。
- 人の意見や話を聞いているようで聞いていない。
- 自分自身に満足していなく、どこかコンプレックスをもっている。
- 支配しようとしたり、コントロールしようとする。
- 何かを理由に、罪悪感を植え付けようとする。
- 育った環境や、母親などの言動や考え方から影響もあります。
モラハラから楽になる方法
- 確認しますなど、すぐに即答せず、本当に自分が悪いのか?相手の主張をよく考える
- 間をおく。時間を置く。
- 力関係にならないよう、力関係を変える。認めない。
- 逃げる(逃げる事は悪いことではありません。ケースによっては、あなたにとって自分を守る大切な行為なのです)
- 反応しない。反応を遅らす。反応を鈍くする。
- 同意しない。
- その場から去る。
- 堂々と振る舞う。沈黙があっても沈黙をキープしてみる。
- 力関係や罪悪感を出して責めて来たら、事実確認を粘り強く理知的に話してみる。
- 身の危険を感じたら、専門機関に相談する。
- 証拠がとれるものはとる。
- 子育てで働けず、経済的に弱者の立場になりやすい女性に、経済力で「稼げないくせに」「オマエは稼げないから一人で生きていけない」など責めてくる男性がいます。しかし、よく考えてみてください。そうではありません。自分の家族としての役割や家事、育児の大切さを思い出してください。女性だからこそ、子供が産め、子孫を育てて、家族を支えてきているのではないでしょうか? 大切な存在であることをもういちど再確認しましょう。
モラハラ・パワハラのカウンセリング、承ります。
エスカレートすると、DVへと発展してしまったり、子供にも被害が及ぶケースがあります。
カウンセリングやアンガ—マネージメント、コーチング、人生相談は、誰かの言葉に振り回されたり、一喜一憂したり、反応する自分を変える第一歩になるかもしれません。誰かにコントロールされることがない本来の自分を取り戻しましょう!
まずは、あなたのケースや話をお伺いし、問題解決や対処方法のきっかけと導く、心強いココロの専門家が、寄り添います。場合によっては、法的な問題を理解し、弁護士紹介となるケースもございます。
※守秘義務厳守いたします。